けん玉の試験には主に、
けん玉検定(Global Kendama Network)と けん玉道級・段位(日本けん玉協会)
の2種類があります。
どちらの検定も扱うけん玉練習会を開催すると、ルールがごちゃごちゃになってしまいます。
特に、検定員資格。
どういう資格を持っている人がどこまで検定できるのか、とか、資格を持っていないけど上手な人は検定できるのかなど、それぞれの検定にややこしいルールがあります。
ということで、2つをいっぺんにまとめてみました。
もし内容が間違っていたりとかしたら教えてください。
PDFファイルの形式でも簡単にまとめたので、けん玉練習会などで(印刷したりして?)使う際にはこちらを使ってください↓
https://drive.google.com/file/d/1-0vl9ytoDxVWU6NDOabwRTx0d9m960uf/view?usp=sharing
けん玉検定(GLOKEN)
「けん玉先生」資格を持っている場合
クラスとは、「ベーシック」「アドバンス」「エキスパート」などのこと。
アドバンス3級に合格していれば、その人は「アドバンスクラス保有者」となる。
つまり、例えばけん玉先生でアドバンス3級に合格していると、ひとつ上のクラス、つまりエキスパートクラス(Exp1級)まで検定できるということ。
あくまで「クラス」概念で検定可能領域が決まるので、同じクラスなら3級だろうが1級だろうが、検定可能領域は変わらない。(ex.けん玉先生がAdv3級でもAdv1級でも、検定はエキスパート1級まで可能)
「けん玉先生」資格を保有していないが、中学校を卒業、アドバンス以上合格、合格証とIDカードを持っている場合
なお、合格証とIDカードは、けん玉検定の記録をGLOKENに登録することで取得することができます(有償)
詳細はこちら
中学生以下
検定はできません。
ベーシッククラス保有者で合格証とIDカードを持っている
検定はできません。検定を行うためにはアドバンスクラス以上の保有が必要です。
アドバンスクラス以上合格者だが、合格証とIDカードを持っていない
検定はできません。
けん玉道級位・段位(日本けん玉協会)
級・準初段の場合と段位の場合で分けて考えます。
級・準初段
2級指導員
準初段まで検定ができます。
普及員
準初段まで検定ができます。
ライセンスを保有しないが、初段以上の有段者で、満15歳以上での活動会員*1
準初段まで検定ができます。
ライセンス非保有者、非有段者、満15歳未満、活動会員でない、の内、どれか一つ以上条件満たす者
検定はできません。
段位
2級指導員
自分の保有段位まで検定ができる(ただし、上限は4段)。
※1 段位の試験では2級指導員以上の審査員が3人必要。
※2 五段の検定は、審査員の一人以上が一級指導員である必要がある。
普及員
段位の検定はできません。
ライセンス非保有者
段位の検定はできません。
参考:
https://kendama.or.jp/%E8%A6%8F%E7%A8%8B%E7%AD%89/
*1:ただし、「活動会員」がどういう定義なのかは資料に記載されていなかった…。私みたいな元会員は活動会員ではないってことでしょうかね?
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なおなり
>TK16zaemonさん
ご教授いただきましてありがとうございます。資料を片っ端から読んでみたのですが、私には活動会員という言葉に言及している箇所を見つけることが出来なくて…。コメントいただいて本当に助かりました。
TK16zaemon
お察しの通り、活動会員は平たく言うと年会費を払っている会員の事になります。