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けん玉の検定試験の検定員資格まとめ

2023/08/242

 


けん玉の試験には主に、

けん玉検定(Global Kendama Network) けん玉道級・段位(日本けん玉協会) 

の2種類があります。


どちらの検定も扱うけん玉練習会を開催すると、ルールがごちゃごちゃになってしまいます。

特に、検定員資格。

どういう資格を持っている人がどこまで検定できるのか、とか、資格を持っていないけど上手な人は検定できるのかなど、それぞれの検定にややこしいルールがあります。

ということで、2つをいっぺんにまとめてみました。

もし内容が間違っていたりとかしたら教えてください。


PDFファイルの形式でも簡単にまとめたので、けん玉練習会などで(印刷したりして?)使う際にはこちらを使ってください↓

https://drive.google.com/file/d/1-0vl9ytoDxVWU6NDOabwRTx0d9m960uf/view?usp=sharing


けん玉検定(GLOKEN)

「けん玉先生」資格を持っている場合



「けん玉先生」を保有している場合、保有クラスの一つ上のクラスまで検定することができます。


クラスとは、「ベーシック」「アドバンス」「エキスパート」などのこと。

アドバンス3級に合格していれば、その人は「アドバンスクラス保有者」となる。

つまり、例えばけん玉先生でアドバンス3級に合格していると、ひとつ上のクラス、つまりエキスパートクラス(Exp1級)まで検定できるということ。

あくまで「クラス」概念で検定可能領域が決まるので、同じクラスなら3級だろうが1級だろうが、検定可能領域は変わらない。(ex.けん玉先生がAdv3級でもAdv1級でも、検定はエキスパート1級まで可能)

「けん玉先生」資格を保有していないが、中学校を卒業、アドバンス以上合格、合格証とIDカードを持っている場合

この場合、保有クラスのひとつ下のクラスまで検定することができます。
例えば、アドバンス3級に合格していれば、ベーシック1級までの検定ができます。

なお、合格証とIDカードは、けん玉検定の記録をGLOKENに登録することで取得することができます(有償)

詳細はこちら


中学生以下

検定はできません。

ベーシッククラス保有者で合格証とIDカードを持っている

検定はできません。検定を行うためにはアドバンスクラス以上の保有が必要です。

アドバンスクラス以上合格者だが、合格証とIDカードを持っていない

検定はできません。


けん玉道級位・段位(日本けん玉協会)





(A級・一級指導員は、おそらくルールを理解している方ばかりだと思うのでここでは省略)
(ルールがややこしいので、あくまで練習会でありえそうなシチュエーションに絞って紹介します)

級・準初段の場合と段位の場合で分けて考えます。

級・準初段

2級指導員

準初段まで検定ができます。

普及員

準初段まで検定ができます。

ライセンスを保有しないが、初段以上の有段者で、満15歳以上での活動会員*1

準初段まで検定ができます。

ライセンス非保有者、非有段者、満15歳未満、活動会員でない、の内、どれか一つ以上条件満たす者

検定はできません。

段位

2級指導員

自分の保有段位まで検定ができる(ただし、上限は4段)。

※1 段位の試験では2級指導員以上の審査員が3人必要。

※2 五段の検定は、審査員の一人以上が一級指導員である必要がある。

普及員

段位の検定はできません。

ライセンス非保有者

段位の検定はできません。




以上です。

参考:

けん玉検定HP

日本けん玉協会HP「規則等」
https://kendama.or.jp/%E8%A6%8F%E7%A8%8B%E7%AD%89/


*1:ただし、「活動会員」がどういう定義なのかは資料に記載されていなかった…。私みたいな元会員は活動会員ではないってことでしょうかね?