タイトルの通り、Cut Contra2025という大会が行われました。
初開催の本大会をさくっと振り返ります。
Cut Contraとは
大会主催者のaroundsquare公式HPには、
Cut Contra is an open video contest for skill toy manipulation, and a celebration of the ways in which these items integrate into daily life. We're looking for a showcase of skills, sure, but for this contest we particularly want to focus on storytelling and cinematic expression, highlighting the lives and experiences within which these little items take on their significance.
Submissions will be in the form of edited videos, featuring at least two different manipulative items, and showcasing your technical skills in context. Disciplines will collide as the manipulatives we love become tools of expression. This is not a pursuit of perfection—it’s a celebration of your personal style and aesthetics, experimentation, and cross-pollination. Significantly, the judging of submissions will give heavier weight to the artistic merits of the clips than the technical skills within. Crisp filming and power moves can help, but winning entries will need something more.
と掲載されています。
お手軽にGoogle翻訳で翻訳すると、
Cut Contraは、おもちゃの巧みな操作を競うオープンビデオコンテストです。これらのアイテムが日常生活に溶け込む様子を称えるコンテストです。もちろん、スキルの披露も重要ですが、このコンテストでは特にストーリーテリングと映画的な表現に重点を置き、これらの小さなアイテムが持つ意味を、それぞれの人生や経験の中で際立たせたいと考えています。
応募作品は編集されたビデオの形で提出し、少なくとも2種類の異なるおもちゃをフィーチャーし、それぞれの技術スキルを文脈の中で披露してください。私たちが愛するおもちゃが表現のツールとなる中で、様々な分野がぶつかり合うでしょう。これは完璧さの追求ではなく、個人のスタイルや美学、実験、そして相互交流を称える場です。審査では、技術的なスキルよりも、作品の芸術性を重視します。鮮明な撮影や力強い動きも重要ですが、受賞作品にはそれ以上の要素が必要です。
となります。
ポイントとしては、
- 2種類以上のスキルトイを使用する必要があること
- ただ技術を競う動画コンテストではなく、芸術性や物語性などで評価をするコンテストであること。
以上が特に強調すべきポイントかと思います。
そして何より、この大会は今回が初開催。これまで行われてきたSlingSlamやSingleGripOpenとは異なる点も多くありました。
Invisible College
この大会では、応募にInvisibleCollegeという独自プラットフォームが使用されました。これは、昨今Instagramのハッシュタグが機能しなくなり、これまでのようにInstagramで大会を行うことが困難になったためと思われます。
さて、ではInvisibleCollegeを使った大会はどうだったのかと言うと、とっても良かったです。出場動画を一覧で見ることができ、コメントやいいね機能も備えている。唯一審査員がジャッジをしている期間出場動画を非公開にするという措置が取られていたことは、動画を見て楽しみたい自分たちからすると少しじれったく感じたけれど、不便に感じたのはそれくらい。あとは、Instagramでの大会開催で思う不満点がすべて解消されていて、とてもよかった。
(なお、余談ですが、今回私は自分で演奏した音楽をBGMにして動画を制作しました。だからあまり気になりませんでしたが、Instagramでは投稿時に手軽に音楽がつけられるものの、InvisibleCollegeでは自分で音楽のデータを入手し編集で動画につけてから投稿しなければならず、少し不便になるかなとは思いました。今後SlingSlamやSingleGripOpenもInvisibleCollege上で行われることになったときには、音楽のことも考えないといけないですね(著作権の問題とか)。)
不満点としては、ログインしないと動画が見られないので、知らない人が気軽に動画を見るのにハードルが高いというところですかね。例えばYouTubeはログイン不要で動画が視聴できるので、そういう形になるとなお嬉しいなとは思いました。(ただプラットフォームの性質上難しいかもしれないけど)
大会結果
以下のとおりです。(ここでも、InvisibleCollege上の結果発表を投稿しようと思いましたが、InvisibleCollegeのアカウントがないと結果も見られないので、Instagram上で同時に行われた同内容の結果発表投稿を貼り付けておきます)
1位はCutContraでも強いキングMarcus。2位はバタフライナイフとヨーヨーがかっこいいMax、3位にわたくしでした。
芸術性を競う大会で、芸術的センスの皆無なわたくしもなんとか健闘して入賞できたのは嬉しかったです。でもそれよりも、この大会ではいろんなプレイヤーの素晴らしい動画が見られたのが一番嬉しかったですね。
今回の大会は動画の芸術性を競う大会ということもあり、入賞者以外の動画のレベルも高く、見ていてとても楽しいものです。ぜひInvisibleCollegeにログインして「Submissions」チャンネルから全動画を見てみてください。
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