2024年4月追記：現在、モンキーナックルは「Dubulo（デュブロ）」と正式名称を変更しています。詳しくはこちらの記事にて詳細が紹介されています。本記事では、旧名称であるモンキーナックルを使用していますが、現名称はデュブロであることにご注意ください。
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この記事では、おそらく日本でもトップレベルにマイナーなスキルトイである「MonkeyKnuckles（モンキーナックル）」について紹介します。
まず、モンキーナックルとは何？といいますと…
これです。
いや、なにこれ？どうやって使うの？
と言いますと…
こちらの動画をご覧ください。
（私はこの動画を見てモンキーナックルを知り、始めようと思いました）
はい、これが、これこそがモンキーナックルです。
ここから、詳しく紹介していきます。
モンキーナックルとは…
動画を見て分かる通り、両側の持ち手部分に小さなウエイトが1つずつ、中央に大きなウエイトが2つ、これが紐で繋がった道具です。
（以後、両側の小さなウエイトを「小ウエイト」、中央の大きなウエイトを「大ウエイト」とします）
使い方・遊び方
両側の小ウエイトを持ち、中央の2つの大ウエイトを操るスタイル（ディアボロの「2ディア ウィンドミル」の様に回転させたりする）と、
大ウエイトを紐の両端に寄せて、メテオ（※）のようにして使うスタイルがあります。
上記で紹介した動画には、どちらのスタイルも含まれています。
歴史？
はじめに紹介した動画は2015年に公開された動画です。
その動画の概要欄に「this is a new skill toy ………」と記載されていることから、2015年時点では、業界から「新しいスキルトイ」と認識されていることが分かります。
モンキーナックルの販売を行っているAroundsquareの通販ページによると、「General Info on Monkey Knuckles」という箇所で、
「Monkey Knuckles was first developed in 2003」と記載されており、モンキーナックルが2003年に誕生したことが分かります。
実際にプレイしている動画をYouTube上で調べてみたところ、私の確認できた限りでは、2009年の動画が最も古かったです。
その動画はこちら
モンキーナックルのはっきりした起源などは分かりませんでした。
他のスキルトイと比べ、歴史が浅いだろうということは分かります。
道具
Aroundsquareが販売しています。
other
mightier than the sword..
ちなみに私は、海外通販はハードルが高くて躊躇していた（Aroundsquareはカナダ）ところ、知り合いの方に3Dプリンターで作っていただいたものを使用しています。
それが、こちらです。
他にも、ヨーヨーのカウンターウエイトも、種類を選べば上手くモンキーナックルのウエイトに流用できそうだと思っています（が、なかなか挑戦できないでいます…）。
2023年3月追記
3Dプリンターで作られたモンキーナックルが、一般に販売されました。
日本でモンキーナックルを始める敷居が一気に下がりました。日本のモンキーナックル界（そんなものない）が燃えた画期的な出来事です。
ジャグリングボール | たすくる工房 powered by BASE
ジャグリングボールボールの中心に紐を通す穴が空いています。ボールに紐を通して、色んな組み合わせでジャグリングが楽しめます。
チュートリアル
モンキーナックルを販売しているAroundsquareがチュートリアルを公開しています。
動画
YouTube上にモンキーナックル動画があります。
Aroundsquareの作成したプレイリストはこちら。
Monkey Knuckles
モンキーナックルと似た道具
ただ、モンキーナックルの動画を調べていると、それと似ていて、かつ（技術発展もプレイヤー数も）進んでいる「Astrojax（アストロジャックス）」の動画が出てくることがあります。
アストロジャックスとは、すべて同じ大きさ・重さのウエイトが3つ紐で繋がったスキルトイです。
この道具は、かつて流行りかけた事があるらしく、動画も情報も（モンキーナックルと比べると）豊富にあるように思います。
アストロジャックスはモンキーナックルと道具の構成が非常によく似ています。
ただ、技術的には、アストロジャックスとモンキーナックルは、”面”の概念があるかどうか、という大きな違いがあります。
モンキーナックルは、紐で操るウエイトが2つあるため、それらの軌道が交差すると紐が絡まってしまい失敗してしまいます。
一方Astrojaxはその心配がないため、トス系やスイッチ系の技が開発されています。
そんな似て非なる道具があるということにも注意が必要です（実際この2つを混同している記事などもありました）。
また、モンキーナックルの大ウエイトを両端に寄せたスタイルは、メテオによく似ていますね。
終わりに
モンキーナックル（MonkeyKnuckles）について紹介してきました。
とてもとてもマイナーで、プレイヤーもそう簡単に見つからないスキルトイです。
ただ、実際にやってみると、他のジャグリングの要素が生きてきて（おそらく色々な道具を触ったことがある人ならなおさら）楽しいスキルトイなので、
ぜひ興味を持った方は挑戦してみて下さい！
※メテオとは…
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＞アリさん
コメントありがとうございます。Wikipedia見てみました。確かにそう書いてありますね。モンキーナックルがAO2でしか扱われていないことにも納得です。マットが上手いのも開発者であるということなら納得です。貴重な情報ありがとうございました。
こんにちは！今スキルトイについて調べてて偶然見つけたんですが、モンキーナックルはAO2のマットさんが開発したそうです。英語のWikipediaで"Monkey Knuckles"のページに書いてありますので、見てみてください。2006年に特許をとったそうですよ。