「ジャグリング」の定義って、本当に難しいと思っていて、
どこまでが「ジャグリング」なのか、とか、考え始めると夜も眠れない問題になると考えています。
ただ、そんな中でも、これはいいジャグリングだな、と思った動画があるので、ご紹介。
ラーメンズ『ALICE』より「イモムシ」
見ていただければわかるのですが、完全にジャグリングですよね。
まず動画を見るに、この競技には、少なくとも、技の難易度と、演技の美しさ(芸術点?)が審査項目としてあるみたいです。ジャグリング大会そっくりですよね。
それに、「バランス」「ジャイム」「ツイスト」「レインボー」…なんか全部命名方法や名前自体がジャグリングでありそうじゃないですか?
「アラウンド・ザ・ワールド」「アラウンド・ザ・ワールドリバース」なんて、本当にありそうだし。
イモムシ界で言う「パラダイス銀河」は、ディアボロのバータックスでのサンに近い動きをしていますし、「パラダイス”大”銀河」は、バータックスのサンにターンが入った動きに近いです。(イモムシ界がディアボロの真似をしたのか、ディアボロ界がイモムシの真似をしたのかは私には分かりませんが)
「バッハ」からのリフティングコンボは、フットバックやフリースタイルフットボールにありそうですよね。
つまり、イモムシ演技はジャグリングの要素を多分に含んでいるのです。
そして、演技構成も良いですよね。はじめは「静」の技から入り、徐々に「動」の技を入れていく。でも「静」と「動」を上手く使って構成を組んでいて、観客を飽きさせない素晴らしい構成です。
さらに、ジャグリング大会ではなかなか見ることが少ない「ユーモア」の要素も取り入れた演技をしています。
はい。このように、ラーメンズ『ALICE』より「イモムシ」は、ジャグラーにとって学ぶべきところの多い動画です。
もしこの記事を読んでくださったジャグラーの方がいましたら、ぜひイモムシの演技をご自身のジャグリングの練習や演技の参考にしてみて下さい。
ただただ、演技をフルで見れないことが本当に悔やまれます。
ぜひ、ジャグリング大会に出場して、フルの演技を見せていただきたいです。
イモムシとパートナーを組んでいる競技者の方、ぜひジャグリング大会への出場をご検討下さい。
コメントを投稿
別ページに移動します