「驚くほどに強い」人たちと言えば?
そう!ヤッターマン!
ですよね。
ヤッターマンと言えば、(私の知る限り)唯一けん玉を使って戦う正義のヒーローです。
けん玉を使っているヒーローですよ?!
けん玉好きとして、これは無視できません。
ということで、ヤッターマンとけん玉の関係を見てみましょう!
ヤッターマンとは…?
ヤッターマンとは、
「1977年1月1日から1979年1月27日までフジテレビ系列で、毎週土曜18:30 - 19:00(JST)に全108話が放映された、タツノコプロ制作のテレビアニメ。」(Wikipedia「ヤッターマン」より引用)
なのであ~る。
ヤッターマンには、いくつかリメイク版が出ているそうですが、ここでは原作について取り扱います。
ストーリーとしては、
「黄金のありかを示すといわれるドクロストーンを巡って、正義の味方ヤッターマンと泥棒一味のドロンボーが世界を駆け巡り争奪戦を繰り広げる。」(タツノコプロ作品紹介より引用)
とのこと。
実は、ヤッターマンのアニメの数話は、タツノコプロ公式YouTubeチャンネル「タツノコチャンネル」より、無料で公開されています。ストーリーを詳しく紹介すると、ネタバレになってしまいかねないので、気になる方はYouTubeで見てみて下さい。
ヤッターマン1号(ガンちゃん)
正義の味方・ヤッターマンは二人編成。
ヤッターマン1号とヤッターマン2号。二人は、変身前はそれぞれ「ガンちゃん」、「アイちゃん」という。
二人がそれぞれ武器やロボを駆使して、悪役であるドロンボーをやっつける、ということなのですが…
注目すべきは、ヤッターマン1号の武器です!
ヤッターマン1号の武器は、けん玉の形をしています。
その名も、「ケンダマジック」
そう!ヤッターマンは、けん玉で戦うヒーローなのです!
ケンダマジックを見てみよう
それでは、皆さんお待ちかねの、ケンダマジックを使用した戦闘シーンを御覧いただきましょう
第一話です。
15:00~16:00あたりが、そのシーンです。
なんと! ケンダマジックは、このような使い方をするのですね!
けんを持ち、玉を振り回して相手(相手の武器)にぶつけることで、戦います。
しかし、、、ヤッターマン、強い。。。
ケンダマジックについて気になる点
私は、この記事を書くに当たり、タツノコチャンネルで公開されているヤッターマンのアニメ4話のケンダマジック登場シーンを全てチェックしました。
その中で、どうしても気になる点があったので、それについて考えてみます。
紐の長さが伸び縮みする
動画を見ていただければ分かる通り、明らかに紐の長さが戦闘中に伸縮しています。
ケンダマジックの紐を相手の武器と絡めて、(綱引きのように)引き合う場面(第一話)では紐が伸び縮みしていなかったことから、紐自体がゴムのように伸縮するのではなく、
ケンダマジック側に長い紐が巻き取られて格納されており、必要に応じて紐が出てくる、という仕組みになっているだろうことが推測できます。
紐が縮んだとき、けんに刺さる
普通、けんから出ている紐を(ケンダマジックの特殊な機構で)巻き取っていっても、紐の付け根がけんの中央付近にある以上、玉がけんに刺さることはありません。
しかし、ヤッターマン1号は、紐を最後まで巻き取り、きちんとスパイクして終わっています。
これはもう、ヤッターマン1号の技術がスゴいと言うしかないです。
おそらく、下の動画の技に近い技術で、穴を下に向けながら紐を格納しているのではないかと想像できます。
中皿が小さい上に、特殊な形をしている
見て下さい、この中皿。
ケンダマジックは、競技用けん玉と違い、ただでさえ皿が小さそうなのに、
さらに、中皿は先がすぼまった形をしています。乗せるのが非常に難しそうな形状です。
(なぜこのような形状をしているのかは不明)
このケンダマジックで、”戦闘中に”「大皿~中皿~小皿~けん」をメイクしているシーンがあります(第四話)。
やはり、ヤッターマン1号は並外れた技術を持ち合わせていたと考えざるを得ません。
電気が流れるボタンを押さないようにプレイしている(と考えられる)
ボタンの位置が、なにかの拍子に誤って押してしまいそうな場所で、非常に心配です。
風車やフリップ、タップでミスをした時に、誤って押してしまう確率が非常に高そうです。
(それを防ぐために、滑り止めをあえて高い位置にしていると考えることもできそうですが、それでもボタンは押されてしまいそうな気がします)
ジャグや紐技をやっている時にこのボタンを押してしまったら、自分が感電してしまうのでは?
そうならないよう、ジャグなどでも確実に持つべき場所を持つ、卓越した技術を持った人のみが使える道具。それがケンダマジックなのですね。
やはりヤッターマン1号は、スゴい技術を持っていました。
結論
ここまで見てきて分かる通り、ケンダマジックには現在のけん玉にはない様々な機能が搭載されたものであることが分かりました。
また、ケンダマジックを扱うには卓越した技術が必要ということも分かります。
もしかしたら、KWCファイナリストになったあのプレイヤーが、C&Fで好成績を収めたあのプレイヤーが、海外けん玉メーカーチームメンバーのあのプレイヤーが、
実は、ヤッターマン1号なのかもしれません。
皆さんも、いつドロンボーの事件に巻き込まれるか分からないので、けん玉をしっかり練習しておきましょう。けん玉さえあれば、悪を滅ぼす事ができるかもしれません。
また、ヤッターマンになろうと思ったとき、ヤッターマン採用試験では、けん玉の級や段・大会の実績は、それがない他の志望者と比べ有利に働くに違いありません。
我々は、正義を守るために、けん玉を練習するのです(謎)。
コメントを投稿
別ページに移動します