突然ですが、MKUltrasって知っていますか?
ご存知ないですか…。では、Komboloiはどうですか?
おそらく大多数の方は、名前すらも聞いたことがないのではないかと思います。
かくいう自分も、ほんの数ヶ月前までは知らなかったわけで…
そんな訳で、ここでは、MKUltrasというスキルトイについて、簡単にご紹介します。
MKUltrasって?
こんなものです。
ぱっと見、数珠みたいですよね。
(私も、これを身に着けて祖母に会いに行った際、祖母に「あらまあカッコいい数珠だね」と言われました…)
でもこれ、海外製(カナダ)なので、数珠ではないことは確かなんです。
(仏教国でなければ数珠はないでしょう?)
MKUltrasを販売しているAroundsquare(後述)によると、
The MKUltras are a hybrid design, combining elements of traditional Mala and Komboloi beads. The MKUltra name gives a nod to this lineage, as well as their expedience as tools to help us focus our minds and still our thoughts. (Aroundsquare MKUltras より引用)
とあり、MKUltrasはマラとコンボロイの要素を組み合わせて作ったものであることや、
マラやコンボロイのように、集中したり、思考を保ったりするのに役立つ道具であることが分かります。
名前の由来は、マラ(Mala)のMと、コンボロイ(Komboloi)のKみたいですね。
2024年4月追記:aroundsquareに直接質問してより詳しく解説してくださっている記事があります。詳しくはこちら。
販売元
Aroundsquare(AO2)が販売しています。
→ 販売ページはこちら
というか、私の知る限り、MKUltrasはAroundsquare以外で販売されているのを知りません。
(Komboloiは海外通販等で多く販売されています)
販売ページを読んでみると、大きいビーズでループの大きさを調節できる機構が、他のマラやコンボロイにはない特徴とされているようです。(後述)
使い方
主に、
①振り回して遊ぶ(スキルトイとしての使い方) と、
②腕につける(アクセサリーとしての使い方)
があります。
(他に、手慰みとして触って心を落ち着ける使い方もあるのですが、ここでは省略)
①スキルトイとして使う
MKUltrasは、ビーズが紐の長さいっぱい分ついているわけではなく、少々ゆとりがあります。このゆとりをうまく使いながら技をすることになります。
ビーズを片方に寄せて、もう片方を持ってベグレリのように指間移動をすることも出来ます。
また、ビーズを両側に同じくらいだけ寄せて、真ん中を持ち、技をすることも出来ます。
②アクセサリーとして使う
ブレスレットとして使うことも出来ます。
というか、普段はブレスレットとして着用しておいて、遊びたくなったら外して遊ぶ、という使い方がよくされるのだと想像できます。
ブレスレットとして使う際は、ループを止めているビーズ(画像赤丸の黒いビーズ)が動いて、紐との摩擦でロックすることができるので、腕に固定することが出来ます。
トリック・フロー
チュートリアル動画がAroundsquareから出されています
→ チュートリアルプレイリスト「MKUltras」 Aroundsquare
技術については、毎年行われるベグレリの世界大会「SlingSlam」にMKUltras部門があり、そこへの出場者がレベルが高いと思われます。
いくつか紹介します。
終わりに
この記事では、おそらく日本ではマイナーであろうスキルトイである、MKUltrasについて紹介しました。
私は、MKUltrasを手に入れたとき、ベグレリが出来る状態だったのでその技術を流用できたため良かったのですが、
個人的には、ベグレリなど他の手元系スキルトイを触ったことがない人がいきなり練習するのは難しそうだと感じました。
というのも、ベグレリでは何も考えずに振り回せば良いところを、MKUltrasでは、ビーズの偏りに気を配りながら、グリップ側のビーズに引っかからないよう注意しながら振らなければならないです。
自分もまだまだ使いこなせないスキルトイですが、振ったときの重量感や音が心地よく、楽しいです。
ぜひやってみて下さい。
コメントを投稿
別ページに移動します