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ベグレリでバタフライがしたい人の奮闘記録

2023/03/20

 

ベグレリには、バタフライという技があります。

紐の中央あたりを持って、両端のウエイトを逆回転に振り回す技です。

と言葉で説明しても伝わらないと思うので、動画を御覧いただきましょう。


これです。

こういう、バタフライ系統の技に憧れた私が、バタフライが出来るよう奮闘した記録と、気づいたコツを時系列に残しておきます。

「お前の話はどうでもいいねん、コツだけ教えてくれよ!」って方は、目次から「気づいたコツ」までジャンプして下さい。

バタフライ系統の技とは…

もしかしたら厳密な定義があるのかもしれませんが(私は知らない)、

ここでは、両端のウエイトがそれぞれ逆方向に回転する技のことを言うものとします。

バタフライとの出会い

ベグレリを始めてから、Instagramで上手いスリンガーを見つけては過去動画を見漁るということをしていました。

すると、両端のウエイトが逆方向に回転するという意味不明な技を発見。

この動きはけん玉にあるのですが、紐が太く、長さも10数センチしかないベグレリでやるのはヤバすぎる!と思っていました。

雲の上のプレイヤーがやる技なんだなと。

バタフライをやる上での基本:Flick

そうやってバタフライに憧れを抱いていたその頃、チュートリアル動画の再生リストを全部制覇しようとしていました。

そんな中、Flickという技が出てきました。


練習したら、意外とすぐ出来るようになりました。

当時は何とも思わず、「次はこの技かぁ~。出来るかな?ワクワク」とチャレンジしていましたが、今思うとこの動きがバタフライの基本になっているのだと気づきました。

転機:HiROGOODSさんの解説

バタフライ系統の技は、スーパープレイヤーがやる技、だと思っていました。

が、転機が訪れます。

転機となったのは、日本のスリンガーさん「HiROGOODS」さんが、バタフライ系の技を日本語で解説した投稿です。

これまで、海外スリンガーしかやっているところを見たことがなかったので、

(英語の苦手な私は)彼らに「バタフライ、どうやってやるの?」なんて聞けませんでした。

そんな中、日本語で、詳しく解説しているこの投稿は(私の中で)画期的でした。

そして、すぐにやってみました。解説を参考にしたら、なんとなく形になり、嬉しくて、気づいたら投稿していました。(↓当時の投稿↓)


出来たことはとても嬉しかったのですが、海外プレイヤーがやっているバタフライとはやり方が違います。

この方法だと連続バタフライが出来ません(少なくとも今の私の技術では)。

いつかは海外プレイヤーみたいにバタフライをクルンクルン回す、カッコいいスリングしてみたいなぁ~とぼんやり思っていました。

海外プレイヤーのストーリー

ある時、海外プレイヤーのInstagramのストーリーを見ていたら、バタフライの動画が出てきました。

なぜだか分からないけど、それを見て「よしやるぞ!」と突然バタフライへのやる気が燃え始め、

そのストーリーを何度も何度も見返して真似してみました。

そしたらなんと、翌日くらいには形が見えてきました。意外とすぐに出来るようになりました。

(ちなみに私は現在2種類のバタフライが出来るのですが、これがそのうちの1つの、親指・人差し指で挟むタイプです)

↓当時の投稿↓


気づいたコツ

①ちゃんと紐の中心をグリップする

単純だけど、結構大事なことです。片方が短かったりすると上手く回ってくれません。

②回転面

バタフライを上から撮影してみると、こんな感じになっています。

スローにするとこんな感じ

両端のウエイトがそれぞれ違う軌道を描いているのが分かりますか?

ウエイトにA、Bと名前をつけてみると分かりやすいかもしれません。

①Flickみたいな動きで、紐を真っ直ぐにして…

②こんな感じになって…

③Aは手の上を通るイメージ

④ここが回転の頂点。あとは軌道を阻害しないように勢いに任せて振り下ろす

⑤繰り返し。(全体の軌道としては赤と青のようになります)

手の動き

上の写真を見てもらえば分かる通り、手首を使って回しています。

手の平を基準に考えると、

はじめ(①②)は手の平が下に向いています。

ウエイトが上に回転するとき(③④)には手の平が横を向く。

ウエイトが下に落ちてくるように回転するとき(⑤)は手の平が下に戻る。

という動きをしています。


また、Aのウエイトは比較的回りやすいのですが、Bのウエイトがなかなか回ってくれません。私は、手全体を上下させながらバタフライをすることで、Bにも回転させる力を与えています。


違う方法

これでバタフライが出来るようになった!と満足していたのですが…

Instagramを見ていると、海外プレイヤーの主流は違う方法のバタフライでした。

それが、これです。


人差し指と中指で紐を挟んでバタフライをする方法です。

どうやらこちらの方が、主流のようです(筆者の主観)。

こちらの方法は、一応練習してできるようになったのですが、あまり上手くないです…

やり方としては、上述の、親指・人差し指で挟むタイプと同様に、

まず真ん中をつまんで、両端の回転面を若干ずらしながら、手を上下に動かしながらバタフライをやっています。

Begleri Tricksを参考にしてみる

スリンガーのためのお役立ちサイトBegleri Tricks

バタフライについても色々情報がありそう!

ってことで調べてみました。

すると、まず、僕が紹介していたバタフライは、正式には、「Full Pinch Butterfly」といい、

その前段階として「Pinch Butterfly」という技があることが分かりました。それがこちら

Pinch Butterfly


ウエイトを一周させるわけではなく、どちらかというとFlickに近い動きですね。

そして、この発展形として、ラダー(各指を順に使う)技もありました。それがこちら↓

Pinch Butterfly Ladder

Pinch Butterfly Ladder - Trick Database - Begleri Tricks

Pinch Butterfly Ladder - Trick Database - Begleri Tricks

For tutorials and additional information on how to perform moves like Pinch Butterfly Ladder, be sure to check out our Trick Index.


そして、私が紹介していた技は、「Full Pinch Butterfly」の系統でした。

Full Pinch Butterfly


Full Pinch Butterfly - Trick Database - Begleri Tricks

Full Pinch Butterfly - Trick Database - Begleri Tricks

For tutorials and additional information on how to perform moves like Full Pinch Butterfly, be sure to check out our Trick Index.


色々と名前がついているのですね。

しかし、このサイトのどこを探しても、私の紹介した、親指と人差指でつまむ方法は見当たりませんでした。

特殊なやり方から始めてしまったのかしら…

まあ、結局出来るようになったからいいか。

おしまい

はい、ということで、書きたいことは全て書けたので、これでおしまいです。

バタフライ系統の技は、フローに締めに、アクセントにとても良い技だと思います。

ぜひぜひやってみて下さい!

そして、この私が書き散らしただけの記事が、もし何か役に立つならば幸いです。