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世界初!? モンキーナックルでルーティン

2024/03/15

ジャグリングとしての可能性が全く未知数なモンキーナックルって道具のお話。

モンキーナックルについては以下の記事を参照。

深い!? モンキーナックルの世界(追記あり) | 趣味の鎌足

深い!? モンキーナックルの世界(追記あり) | 趣味の鎌足

この記事では、おそらく日本でもトップレベルにマイナーなスキルトイである「MonkeyKnuckles(モンキーナックル)」について紹介します。


モンキーナックルでルーティン組んで、人前で発表したので、それについて。

モンキーナックルって、そもそもプレイヤーが少ない上に、ジャグラーはあまり触らない道具です。(そもそも存在すら知られていない)

なので、ジャグリングの「数分間、音楽に合わせて、人前でルーティンを披露する」という文化を、モンキーナックルに当てはめられたことは、(私の知る限り)ないと思います。

せっかくジャグリングサークルに所属しているので、モンキーナックルでルーティンを作ってみました。

こちらがその動画です。


現在の自分の人前で出せる実力を、動画で記録に残すことが出来たのは良かったと思っています。満足です。

また、ジャグリングのスタイル(数分間、音楽に合わせて、人前でルーティンを披露)でモンキーナックルができたことも良かった点です。


と、別に動画を紹介して良かった良かった、だけではブログに書いた意味がないので、ここでは反省点やちょっとした裏話などを、熱が冷める前に書き散らしておきます。


今回のルーティンについて

はじめてモンキーナックルでルーティンを作りました。

はじめてですし、参考になる前例もないので、とりあえずはスタンダードな感じで作ってみました。

技もそこまで難しいもの入れず、確実に成功させられそうなものを、ゆとりを持って組み込みました。

形態(大ウェイト一つだけを操るか、大ウエイト2個操るか、メテオみたいに振り回すか)をスムーズに繋げるためにはどういう順番にすればいいかなど、大枠を考えるところから結構苦戦しました。

なんとか流れが作れたら、あとは音楽を聞きながらモンキーナックルを振り回していたら、ルーティンらしきものができました。


気づいたこと

モンキーナックルって、拍手がしにくい道具である

これは、私の技術や演技力が足りないというのもあると思いますが、(見ている人からすると)なかなか拍手ポイントが掴みづらそうでした。

ストールで動きが止まるところは分かりやすいですが、それ以外はどうやって「拍手ほしいポイント」を作るかが今後の改善点になりそうです。

ディアボロだと、2ディア回しながら前を見て拍手ポイントを作るということはされているので、モンキーナックルでもアイドリングをしながら前を向いたり、ポーズをとれたりできれば、流用できそうですね。

こういうのです。


技のバリエーションが少ない

これは、歴半年なのでしょうがない部分でもあります。今後の上達に期待です。

盛り上がりに欠ける

これも技術的な問題でもありますが、モンキーナックルは紐で繋がっていて飛び技が殆どできないという構造的なことも関係している気がします。

イメージとしては、アイソ系の道具(あまり投げない系統のポイやマグネティックバトンなど)とディアボロのような一般的なジャグリング道具の間の性質を持った道具なので、それぞれどっちつかずで中途半端な感じになってしまうのかなと思います。(ディアボロでやればいいじゃん、ポイでやればいいじゃん、メテオでやればいいじゃん、という技が多くなってしまう)

あと、見ている側の視点に立つと、そもそも単純にこの超マイナーな道具を見たことがなくて、どんな道具か、どれほどの難易度なのかよく分からないというのもあると思います。

割とミスる

以外でした。ノーミスでいけると思ったのですが、人前に立つとやはり本当の実力が試されますね。ボロが出てしまいました。

トス系の道具ではないので、ドロップしないからミスもないだろうと舐めてかかると、ミスります。

幸い、今回のミスは酷い絡まり方ではなかったので、すぐ復帰できましたが、絡まったときのための予備は必須です。(実は今回も後ろの方に置いてあった)(動画にも映ってる青と黄色のヤツ)

体の使い方が上手くない

一部のトップジャグラーに感じられるような、洗練された美しさには到底及びませんでした。

身のこなし、体の使い方がまだまだだなと。

ただ、まずは体を使えるような技を色々と開発・練習することが喫緊の課題。

表現力は、圧倒的な技術がなければそもそも生じ得ないものですから。

何やってるのか見にくい

動画を見返して思ったのですが、紐もそれほど太いわけではなく、ウエイトもそれほど大きくないので、技が多少見にくいことがありました。

私はスキルトイとしてのモンキーナックルが好きなので、パフォーマンス用に大きくする・太くするということは考えていませんが、このあたりもやはり見せ方如何かなと思います。

最後のパート(横に振り回すところ)、自分は回らなくていいのに回ってる

ディアボロのバータックスからヒントを得た動きです。

ディアボロ由来の技故に、モンキーナックルでは自分が回転して角度を調整する必要はないのに、癖で自分が反時計回りに回ってしまいました。

よく考えたら、モンキーナックルでバータックス的な動きをやる時は、ずっと前を向きながらできますね。

音楽が割ときれいに動画に入ってる

本当にどうでもいい話なんですが、この演技、スピーカーは演者の足元に映っている黒い小さいヤツです。

動画には音声を被せたりする編集はしておらず、撮影したそのままなのですが、あのコンパクトさにしては結構ちゃんと聞こえてます。

SONYのコンパクトBluetoothスピーカー、なかなかやるな。



はい、ということで完全に私の個人的備忘録みたいな記事になってしまいました…

これから少し生活が忙しくなりそうですが、ちょくちょくモンキーナックルを触っていたいと思います。

以上!