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メインのベグレリが変わったっていう…


最近、メインで使うベグレリが変わりました。

ということで、私のベグレリ遍歴を振り返りつつ、最近メイン機が変わったことについて書きたいと思います。


わたしのベグレリ遍歴

ファーストベグレリ

私のファーストベグレリはこちら。

実家にあったパラコード(キャンプで使ってた)と、同じく実家にあった知育玩具みたいなおもちゃの鉄球(直径約12mm)を使って、自作ベグレリを作りました。

ベグレリを始めたいなぁ~と思ったけど、どこで買えばいいのかもよく分からず、自作方法を解説した動画があったので、作ってみました。

正直、けん玉や他のスキルトイを触ってきて、「はじめからいいモノを使う」ことが大切、ということはよく分かっていました。

が、なかなか本当にハマるかわからないものに数千円つぎ込むのも…と思って、「はじめは自作を使って、ハマったらちゃんとした物を買おう」と決めていました。

結果、めちゃくちゃハマりました。

セカンドベグレリ

ファーストベグレリは紐がすぐボサボサになってしまいました。しかもなぜか紐が短くなっちゃった!

(ボサボサになる・硬くなる・縮む、というのはベグレリの紐の劣化でよくあるパターンなのですが、このときはそんな事も知らず、驚きました)

ということで、同じ材料でもう1つ自作。(いつの間にか、どこかへいってしまったので写真はありません…)

ただ、結局これもすぐ劣化してしまいました。

ついに購入した既製品ベグレリ

結構ベグレリにハマってきて、約束通り(?)ちゃんとしたものを買おうと思ったので、既製品のベグレリを購入しました。それがこちら。

ID-MMM

ID-MMM

“ID-MMMベグレリ”はイタチデザインで製造しているポリエチレン製のベグレリ。 商品のMMMは「Medium」「Mottle “Madara”」「Molding」の頭文字からつけました。 ID-ONE SSは小型でエレガントなシルエットを意識してつくりましたが、MMMは初心者が扱いやすいベグレリを目指しました。 ビギナーはベグレリを落とす事が多く、総金属だと、床・机・窓・携帯電話などの破損に繋がったりします。なのでMMMはできる限りダメージが抑えられるよう樹脂製にしました。 ※それでも底部分は金属になっていますので、十分周囲に気をつけてご利用ください。 自宅の射出成形機でひとつひとつ手作りで製造しているので斑模様には個性があります。 ※色の濃淡や柄についてはお選びいただけません。ご容赦ください。 指に当たる部分はベーシックな丸形で、大きさも丁度いい直径約17mm、高さ20mm。ビギナーでも熟練者でも扱いやすいベグレリとなっています。 本体内部には金属のインサートナットが入っており、低頭のボルトで紐の結び目を内部に収めることで、見た目をスッキリさせると同時にスリングに必要な重量を確保しました。 重量は片方約9.5gで、ナットを外す事で7gに調整可能です。 少し軽量ですが、そのぶん長時間のスリングでも腕が疲れることなく、まさに練習用のベグレリに丁度いいと思っています。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー size 20mm tall, 17mm wide, 4mm top hole ーーーーーーーーーーーーーーーーーー Set ID-MMM Beads ×2 Paracord ×3 Sticker x2 ーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※紐の長さは僕がいつもスリングしているロング寄りの長さでお送りしますが、一般的にはもっと短い紐でスリングされている方が多いです。予備の紐も同梱しますのでご自分で長さ調整をお願いします。

ID-MMMです。(以下、MMMと呼びます)

比較的軽量なベグレリです。ショップの紹介文には「初心者が扱いやすいベグレリを目指しました」とあります。

はじめて”購入した”ベグレリということで、届いたときはテンションが上ってめちゃくちゃ練習しました。こちらはこのベグレリを購入してテンションが上った時の動画。


これまでの自作ベグレリと比べても使いやすい気がして、寝る間も惜しんで(割とガチで)練習を楽しんでいました。この時期に一番上達した気がします。(上の動画の2ヶ月後二撮影したのが下の動画。これらを見ると、技のバリエーションやスムーズさなどが、ちょっと上達している気がします)


ベグレリの基本の動きは、MMMが身につけさせてくれました。

欲しかったフルメタルベグレリ

超初心者ではありましたが、Instagramでベグレリをやっていると、色々なスリンガーと知り合うことが出来ました。

他のスリンガーさんが使っているベグレリを見ると、ほとんどみんなフルメタルのベグレリを使っていました。

スキルトイあるある「上手い人が使っているモノを使えば、自分もうまくなれる気がする」が見事発動し、自分もフルメタルのベグレリが欲しくてたまらなくなりました。(だって上手くなりたいんだもん)(違)

ただ、フルメタルのベグレリは結構高価。(といっても、他のスキルトイと比べると全然安い方だと思いますが…)

そんな中、クリスマスが到来し、自分へのクリスマスプレゼントという免罪符ができたので、ずっと気になっていたITACHIDESIGNさんの「ID-ONE SS」を購入。(以下、SS)

ID-ONE SS BEGLERI

ID-ONE SS BEGLERI

“ID-ONE SS ベグレリ”はITACHIDESIGNがお贈りする最初のベグレリ。 商品名のSSには、「Stainless Steel」「Small Size」「Stylish Shape」の意味があり、小径でありながら充分な重みを感じる事のできるバランスと、見た目の美しさについて、試行錯誤してデザインしました。 私がベグレリを始めた頃、スリングを動画に収めようとしても、手の振りが原因で画角に収まらず苦労したものです。“ID-ONE SS”は、1つのビーズが約12gと適度な重さで、手を大きく振ることなく軽快な動きが可能です。グリップ時に指の谷間にフィットする形状にしています。私の想いを形にした“ID-ONE SS”で、是非スリングしてみてください。 太すぎず細すぎない425タクティカルコードを4色セットしています。 ※使用していくと短くなる事があります。その際は結び目を解き、ライター等で瘤を作って再調整してください。 サイズ:高さ18mm、直径14mm、上穴3.9mm、下穴6.8mm ステンレススチール(1個12g) 425タクティカルコード ×4 ステッカー ×2 “ID-ONE SS” is ITACHIDESIGN’s first begleri. SS stands for “Stainless Steel”, “Small Size” and “Stylish Shape”. I worked hard to find the perfect balance between its small diameter and the weight just enough to feel the momentum, in an aesthetically pleasing form. When I started slinging, I had hard time keeping my hand within the frame of the camera, due to the strong swinging motion required. “ID-ONE SS” weighs roughly 12g per bead, and requires less motion to manipulate. The top of the bead is slightly concaved for better grip between fingers. ID-ONE SS is my passion materialized. Happy slinging! Four 425 tactical cords (just the right thickness for this product) in different colors are included in a set. * Please note that cords may shrink eventually. If that happens, re-adjust by untying the knots and heating up the end of the cord with a lighter, to create a knob. size:18mm tall, 14mm wide, 3.9mm top hole, 6.8mm bottom hole Stainless steel beads(12g /bead) 425 Tactical cord x4 Sticker x2


憧れのベグレリを手にして、テンション爆上げなワタクシの当時の投稿。


これまで以上にベグレリで遊ぶ時間が増えました。

SSを購入して以降、しばらくSSがメインとなりました。


本題

はい、ここまでが前置きです(ナガスギ!)。

これまでSSをメインにしていましたが、最近メイン機が変わりました。

なぜ変わったのか、何に変わったのか、書いてみます。

私は(ちょいちょいMMMに浮気をしながらも)SSをメインとして使っていました。

理由は、まず見た目がカッコいいから(異論は認めない)。

そして、ビーズが小さめなので指間移動がやりやすく、その割に重さはあるので振りやすいです。

ベグレリを練習していくと、必ず「指が思い通りに動かない」壁にぶつかると思っています。そんなとき、ビーズが小さいと、指が綺麗に動いていなくても、指の小さな隙間から上手くグリップ遷移が出来ます。

そんな訳で、SSは「基本の動きはできるようになったけど、なかなか上手く指が動かずに指間移動などの技に苦戦する初級者~中級者」のような人にぴったりだと思います。

そして、まさにそんなプレイヤーだった私は、SSで色々な技を体得しました。

(じゃあ逆にどうして何度かMMMに浮気をしたのか、ということですが、あまり覚えていないんですよね…。確か一回は原因不明の手首の痛みがひどくなってきたから軽いベグレリを使ってたっていう感じだった気がする。その他にも2回くらい浮気しているはずなんだけど、どういうきっかけだったか忘れてしまいました…。)

メインベグレリ変更の経緯

しかし、2023年に入ってから、メインベグレリがID-ONE SSから、ID-MMMに変わりました。

きっかけは、暗幕を購入して、暗幕にベグレリが映える映像を撮りたいと思い、あまり使っていなかったMMMを久々に使ってみたことです。

暗幕を購入したら、スキルトイの動画撮影が楽しくなった話。 | 趣味の鎌足

暗幕を購入したら、スキルトイの動画撮影が楽しくなった話。 | 趣味の鎌足

ベグレリなどスキルトイや、ジャグリングの動画撮影用に、暗幕を購入しました。合計2000円ほどで、手軽に良い撮影環境を作ることができ、満足です。 暗幕があるだけで、何かテンション上がるし、動画も技が見やすくなるし、良いですね。

当時SSは黒と白のダイヤモンドパラコード(ひし形の模様)を装着していて、あまり暗幕に映えるカラーではなかったんです。

MMMはビーズが紫、ストリングは黄色と黒のダイヤモンドで、暗幕には映えるかな?と。


と、はじめは”色”目的でしたが、久々に使ってみると…

あれ?MMM良くね?

となったんです。


何が良かったかというと、

  1. ビーズが軽くて、楽に振れること。(上手くなると軽いベグレリを好むようになる、と界隈ではよく言われているので、「自分も上手くなったのか!?」と少し嬉しかった)
  2. ビーズがSSと比べると大きめで、ビーズの側面が平らなため、当時苦戦していたbead rolls という技がやりやすかったこと。
  3. ミスして手や足に当たっても痛くないこと。


これらが重なり、MMMを好んで使うようになりました。(以上3点についての考察は次章)

#Februleriというベグレリのオンラインイベントにもほぼ全てMMMで参加しました。

【#Februleri】そして1つのベグレリと28本のクリップが残った | 趣味の鎌足

【#Februleri】そして1つのベグレリと28本のクリップが残った | 趣味の鎌足

わたくし、なんと、 ベグレリのイベント「#Februleri2023」 初出場&初完走 しました!!! いやぁ、ちょっぴりキツかったけど、完走できてチョー嬉しい!


考察(?)

ほんの少しだけ、なぜ自分がMMMを使うようになったのか考えてみます。

まずは、”軽さ”です。ある程度上達してくると、ビーズを上手くコントロールできるようになってきて、ビーズの重さに頼らなくても自分で振る事ができるのだと思います。その時には、ビーズが軽いほうが楽に・意のままに振ることができるため、軽いベグレリを好んだのだと考えられます。(実際、自分以外のスリンガーも上達すると軽いベグレリを好む傾向がある人がいることは確認済み。海外のベグレリ情報掲示板でも「上手くなると軽いベグレリを好むようになる」と言っている人がいて、良かった自分だけじゃなかったんだと安心した記憶があります)

続いて、bead rollsという技のやりやすさです。世界トップレベルのスリンガーさんは、フローの中でbead rolls を”さらっと”組み込んできます。それに憧れて私も練習しているのですが、あまり上手くありません。


上手くないにしても、それなりにbead rollsが組み込めるように、出来るだけやりやすいベグレリを使おう!ということも、MMMを使うようになった要因です。

なぜMMMはbead rollsがやりやすいか、というと、ビーズの形状が関係しています。


SSはエレガントなフォルムで指の間をスルスル動かすことが出来ることを目指しているように思います。そのためベグレリの側面は若干丸みを帯び、傾斜しています。おまけに素材はツルツルのステンレスのため、bead rollsに必要な「指間でのホールド」(挟む動き)が少々しづらくなっているように思います。(ただし、この形状のためやりやすくなっている技もあるためどの形状が一番いいということは言えないと思います。けん玉のけんのシェイプの沼に似ている気がする…)

MMMは、側面が平らになっています。しかもビーズも少し大きめで、素材はエンボス加工され滑りにくいポリエチレン。そのため、指でビーズを挟みやすく、Bead rollsのやりやすい形状をしているといえます。

今後

今後もMMMを使い続けるか、SSに舞い戻ってくるのか、はたまた新しいベグレリを買うのか…

どうなるのかは分かりません。

ただ、しばらくはMMMを使うんじゃないかなぁと思っています。

「いつかはAroundSquare」(いつかはクラウン風)とも思っているので、気合いとお金があるときにAO2のベグレリも買ってみたいと思います(願望)。

送料がなぁ(いくら掛かるんだろう)。。。

でも欲しい。。。

う~ん。。。








おしまい。