編集

ベグレリとの出会い~自分の場合~

2

 

このブログを読んでくださっている方の多くはもうすでに読んでいるかと思いますが、ベグレリのことをブログに書いてくださっている方がいます。

この方の記事に、こんなものがありました。

ベグレリとの出会い

ベグレリとの出会い

 ベグレリはマイナーなスキルトイなので、ベグレ…

「ベグレリとの出会い」ですって。確かに、これ他の方のエピソードも気になりますね…

この記事の最後に、

皆さんはどうやってベグレリを知ったのですか? 興味があるので、よかったらコメント欄で教えてください😊

と書いてあります。


コメントしようと思ったのですが、なんかすごく長くなりそうな気がしたので、ここでちょっくら書いてみることにします。

ベグレリと出会うまでと出会ってから

私はベグレリに出会う前から、様々なスキルトイやジャグリング道具に触れてきました。

そのきっかけとなったのは、私が小学2年生くらいの時。

いつものように、幼稚園の時から仲良くしていた友達のお家に遊びに行ったら、よく分からない物体が置いてあったんです。

お椀を2つくっつけたような物体。そして棒のついた紐。


それを友達の彼は上手に操って、お椀のような物体を回していました。

そう、これが私がはじめて触ったジャグリング道具、ディアボロとの出会いでした。

「なにそれ面白そう!僕にもやらせて!」と貸してもらい、虜に。またその友達も教えるのが上手くて、一緒に楽しく遊んでくれました。(ちなみにその友達は、今やディアボロプレイヤーなら誰もが知る、というか競技ジャグラーなら誰もが知るレベルのスゴい人になっています)

ディアボロ、楽しいなぁ~なんて思っていたら、なんとその年、サンタさんがクリスマスプレゼントにディアボロをくれたのです。アンビリーバブル。

はじめは母親から「家が傷つくから部屋で回しちゃだめよ!」と言われていたのですが、私があまりに嬉しそうな顔でディアボロを床で転がしているものだから、「じゃあ顔の高さまでだったらいいよ」と折れてくれて、晴れてお家でディアボロが出来るようになりました。

(余談ですが、その後その「顔の高さまでルール」は事実上形骸化して、家の天井は傷だらけになりましたとさ)


友達に教えてもらったり、教則DVDを見たりして、色々な技が出来るようになりました。

もっと上手になりたいと思って、身近にいるディアボロの上手な人、そう、ストリートでパフォーマンスをしている大道芸人さんの演技を見るようになります。そして、大道芸人さんの使っている色々な道具に興味が出て、当然欲しくなります。お手玉とか、デビルスティックとか、シェーカーカップとか、ローラーバランスとか…

そこからは、毎年誕生日にはジャグリング道具を買ってもらったり、クリスマスにはサンタさんがジャグリング道具をくれたりして、いつの間にかジャグリング道具がいっぱい(と言ってもガチ勢と比べたら全然ですが)あるという状態に。

そして、(ジャグリング・スキルトイあるあるですが)買ったりもらったりすると嬉しくて練習するので、どの道具もそれなりに使えるようにはなっていました。

(その頃から、地域のイベントなどでパフォーマンスをさせてもらったりしたので、それもモチベーションになりました。)


そんなこんなで、小学生の時の私はジャグリング少年でした。


私がジャグリング以外のスキルトイにハマったのは、けん玉が最初です。

けん玉にハマった経緯はあまり覚えていないのですが、確か父親が出張から帰ってきたときに日本けん玉協会の認定けん玉(新富士)を買ってきたのがきっかけで、始めたような気がします。

なにせジャグリングと体の動きが似ているので楽しくてハマり、けん玉の練習会にもお邪魔させていただくように。けん玉は(日本けん玉協会の定める)級位・段位があり、それがモチベーションとなっていましたね。

結局、中高生のときには、最終的に何よりも一番ハマっていて、そして得意だったのはけん玉でしたね。

高校生の時からは、GLOKENのイベントに参加して自由な雰囲気のけん玉に出会い、よりけん玉にハマり、楽しんでいました。


そして、なんやかんやで大学生に。

実家を出て一人暮らし。部屋はそんなに広くなく、けん玉は出来るけど、派手な技を練習するには狭い。

ということで近くの公共施設の会議室を借りて練習していました。

しかし、コロナウイルスの蔓延によって、市内の公共施設が全部閉まってしまう事態に。


う~ん、困った。けん玉練習できないじゃん。


自分も大学生になったし、家でもできるような新たな道具でも始めてみようかな。


と思い、YouTubeを眺めていました。

ペン回しの動画とかを見ていたような気がします。


そんなときにふと、Kuma Filmsの存在を思い出します。Kuma Flilmsとは、はじめに紹介したアリさんのブログにも書いてあるのですが、色々な分野のカッコいい動画を撮影しているチャンネルです。実はこのチャンネルではディアボロやけん玉、その他ジャグリングが扱われたことがあって、存在は知っていたのです。



Kuma Filmsの動画を遡ってみていたときに、目を引いたのがこちらの動画でした。



なにこれ面白そう!って思いました。今まで自分が身につけてきたジャグリングの技術との類似点は少ないものの、この道具に特有の技術があることは十分分かりました。そして何より家でも練習できる!

ということでこの道具をやってみようと思ったわけです。


が…


はじめにこの動画を見た時、この道具が何ていう名前なのか全然分かりませんでした。

ベ、ベギュレ、レ、リ…?

っていうかこれ、日本で買えるのかな?


よく分からなかったので先程の動画の関連動画の欄を見漁っていると、この道具は「Begleri(ベグレリ)」ということ、パラコードと程よい大きさの玉さえあれば自作も可能であることが分かりました。

そして作ったのがこちらになります。

これでしばらく練習して、楽しさに目覚めたところで既製品のベグレリを購入し、SNSに初投稿。


この投稿をしたのはベグレリを始めて2~3ヶ月のとき。

この頃は毎日夜な夜なベグレリのチュートリアル動画を見てはその技を出来るようになるまで寝れないチャレンジなんかしていましたね。若かったです。

毎日1つの動画の技をクリアしてけたらいいなというペースだったので、半年くらいで基本的な動きはできるようになっていました(代償は睡眠時間)。

もちろん、とても楽しみながらやっていました。


今では、ジャグリングの経験を活かして、デビルスティックからインスパイアを得た技をやってみたり、スタッフ(ジャグリング道具)のフィッシュテールという技をベグレリでやってみようとしたり…。けん玉の動きも取り入れてみたり…

見ている方には伝わりにくいと思いますが、実は他のジャグリングやスキルトイから色々なインスパイアを得て、動きを輸入して楽しんでいます。


こうして私はベグレリ沼へズブズブ入っていくこととなったのでした…

というのが私のベグレリとの出会い。


せっかくなので、まだ歴浅ではありますが、短いベグレリ経験の中から印象的だったシーンをご紹介。

それが、SlingSlam#Februleri というイベント。


SlingSlamは、ベグレリの世界大会で、初出場したときにたくさんのコメントを貰えて(びっくりしましたが)すごく嬉しかったですし、2回目に出場したときには3位入賞して成長を感じたりと、とてもいい機会になりました。また多くのスリンガーさんたちと繋がる機会にもなりました。

SlingSlam2023振り返り | 趣味の鎌足

SlingSlam2023振り返り | 趣味の鎌足

ベグレリ、けん玉、ジャグリング、スキルトイ等々… 好きなことを好きなように語るブログです。


#Februleri は、2月中毎日ベグレリの動画をポストしようぜという、ただそれだけのイベント(このブログでもFebruleriについて書いています)。私は(後から思い返すと馬鹿だったと思いますが)毎日違う技(そして毎日できるだけ世の中にないと思う新しそうな技を)投稿しよう!という個人的目標のもと、挑戦してみました。少しだけキツかったですが、すごく上達しましたし、何より毎日色々なネタをあれこれひねり出して撮影する経験を通じて、技のレパートリーも増え、撮影方法も確立し、よりベグレリと”仲良く”なれた気がします。

【#Februleri】そして1つのベグレリと28本のクリップが残った | 趣味の鎌足

【#Februleri】そして1つのベグレリと28本のクリップが残った | 趣味の鎌足

わたくし、なんと、 ベグレリのイベント「#Februleri2023」 初出場&初完走 しました!!! いやぁ、ちょっぴりキツかったけど、完走できてチョー嬉しい!


はい。ということで、以上が私の「ベグレリとの出会い」、そして出会った後についてでした。案の定とてつもなく長くなりましたね。何も考えずにキーボードに手を乗せていると勝手に駄文・長文が生成されてしまうみたいです(笑)

冒頭で紹介したアリさんも仰っていましたが、他のスリンガーさんのベグレリとの出会いのエピソードもいつか聞いてみたいですね…

それでは。